残念ながら、ジェット・リーとの再タッグは実現しなかったが

残念ながら、ジェット・リーとの再タッグは実現しなかったが、念願のストーリーは『スキップ・トレース』として完成した。香港警察の刑事ベニーが、アメリカ人詐欺師とともに、ロシアからモンゴル、中国を駆け巡る、ジャッキー得意のバディ・アクション。マトリョーシカを武器にしたり、崩れ落ちる水上の家を駆け抜けたり、ジャッキー映画らしいシーンもたっぷりで(熱唱もある!)、ファンは大満足の作品になっている。現在、63歳で、もちろん最盛期のキレはないものの、過去何年かの作品に比べると、今作でのアクションへの挑戦は過酷を極めている。実際にイカダから急流に落とされるシーンでは「本当に溺れて、このまま死ぬかと思った」と、ジャッキーらしからぬ恐怖体験も打ち明けた。

2010年の『ベスト・キッドhttps://suzuri.jp/faoewruouo/835990/full-graphic-t-shirt/xl/white
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』でインタビューしたときは、「もうファイトシーンはあまりやりたくない。演技ができるアクターへと変わっていきたい」と告白。さらに翌年、監督も兼ねた『1911』では、「国際マーケットのために椅子を使った僕のアクションを入れた。拳銃アクションを止めて演技派になったクリント・イーストウッドが見本なんだけど」と、もらしていたジャッキー。何度も取りざたされている「アクション俳優、引退」について今回も聞くと、彼は真剣な表情になる。

「たとえば空中回転などは、もう控えようと思うが、自分で可能な動きはスタントマンに頼らず、これからもやっていきたい。まだまだ身体は自由に動くからね。『ここでもう止めてしまおう』と考えると、完全にサボリ癖がついてしまう。だから食生活もトレーニングもこれまでどおり。変わってないよ」

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